年末やお正月であっても、様々な理由で親元に戻ることができず、ずっと施設内で過ごしている子ども達が対象です。小学生の男の子を4名連れて、映画とランチにお出かけしました。
「109シネマズ湘南」に電車で向かう道中、子ども達はとても嬉しそうです。初詣や冬休みの宿題の話や、映画が本当に楽しみだったという話をしてくれました。少人数イベントは、大人数のイベントとは少し異なります。各自の希望を可能な限り取り入れたり、会話を重ねることができるので、子ども達ひとりひとりと向き合うことができます。
映画館では、『一人ひとつずつ』ポップコーンをご馳走になりました。通常、施設でのお出かけになると、一つのポップコーンを2人か3人で分け合います。自分の膝おいてポップコーンを独り占め。とても満足そうな表情です。

今回鑑賞したのは人気の映画「ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」です。ハラハラドキドキのストーリー展開に、見終わった子ども達は「楽しかった〜!」と満足そうです。
ポップコーンを食べたにもかかわらず、子ども達はお腹ペコペコです。ランチは本人が希望するものをそれぞれ注文します。中には「ぼく、マクドナルドのLサイズのポテトフライを食べたい」と驚きのリクエストをする子までいました。
食事のあとは、アウトレットモール『テラスハウス湘南』を探検。おやつも食べて、盛りだくさんの一日は幕を閉じました。
日々の共同生活の中では、できないことや我慢をする場面が少なくありません。今回、個人のペースに合わせてお出かけできたことは、彼らにとって何よりのお年玉になったに違いありません。
今回のイベントも皆様の多大なご協力によって実現することができました。
久家恵美様、本田晃一様をはじめ、ご寄付をいただいた皆様に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
アニーこども福祉協会 スタッフ大野