第11回「児童養護施設の子どもたちを東京ディズニーランドご招待」を開催しました。
協賛は「(株)花咲けピクチャーズ」様です。鎌倉児童ホームの子ども達と先生方、アニーのボランティアスタッフを合わせて総勢50名の参加です。
10日前の天気予報では、「晴れのち曇り」でした。ところが、前日には「雨のち曇り」になり、当日はパラパラ雨が次第に強くなり、横浜に着く頃には風と雨でだいぶ寒くなっていました。
バスのドライバーさんと時間の打ち合わせを済ませ子ども達を待ちます。時間通りに早起きしてやってきた子ども達も「さむ〜い」と言いながらバスに乗り込みました。それでも、バスに入って挨拶を済ませると一気に元気になってきました。
「ポップコーンの入れ物持って来たよ、これにポップコーン入れるんだ!」「ジェットコースター乗れるよ。一番スピードがあるのに乗るんだ!」「お小遣い、持ってきたよ。貯めておいたの。お土産買うんだよ」と、それぞれがどれだけ今回のディズニーを楽しみにしてきたかを嬉しそうに話しています。
また、今回は子ども達の目印にマスコットを作ってつけてもらいましたが、「これね・・・。」と、何と去年目印として使ったものを持ってきてくれた子もいました。大切に1年間取っておいてくれたのです。「持っていてくれたんだ。ありがとうね」と声をかけると、恥ずかしそうにコクリと肯いて笑顔が見せてくれました。(本当に楽しみにしていてくれたんだ!)そう思うと、胸がグッと詰まる想いでした。

バスに乗って約30分程でディズニーランドに到着です。
強かった雨も弱まり、空も少し明るくなって傘も必要無さそうです。
集合時間の30分前に到着しましたが、花咲けピクチャーズの皆さんは既に全員揃って待っていてくださいました。
花咲けピクチャーズの勝野社長さんからご挨拶を頂き、子ども達とグループ毎の自己紹介を行い、
集合写真撮影を済ませ、9時20分には園内に出発できました。
早く集合できたことで、アトラクションの行列を大幅に回避できる「ファストパス」が使えたり、
並ぶ時間が短かったりと、いつも以上に楽しむことができました。

特に今回は年内で最も混むシーズンの一つとされる「ハロウィーン期間」だったため、混雑を覚悟して出かけましたが思いのほか空いていました。100分待ちのアトラクションが今日は20分待ちだったり、ご飯を食べる際にもウロウロ席を探さずにすんなり座れたりといい事尽くめでした。雨と寒さが奏功したようです。

ランチには、ピザやハンバーガーを食べました。おやつにはチョロスやポップコーンを楽しみ、中には寒さにも負けずにアイスを食べた「勇者」もいました。


「今回はたくさんまわれたから、地図に丸をつけてきました!」
とある子が見せてくれた地図には
パイレーツ・トレジャー、蒸気船マークトウェイン号、グランド・サーキット・レースウェイ、ガジェットのゴーコースター、アリスのティーパーティー、ビーバーブラザーズのカヌー探検、スター・ツアーズ、ホーンテッドマンションとたくさんのアトラクションに印がつけてありました。合計なんと8個!
「こんなにいっぱい行ったよ〜」と満面の笑みです。
これだけの数のアトラクションはなかなか1日では回ることが難しいはずです。本当に今回のディズニーランドの好き具合はラッキーでした。

帰りの集合場所には、ポップコーンをぽりぽり食べながら、あるいは、お土産を手に、また、ある子は「チップとデールのサインもらった〜♪」と、笑顔で集まりました。

なんと勝野社長さんからもお土産を頂きました。子ども達からもしっかり挨拶をして、お礼を言いました。花咲けピクチャーズのスタッフの皆さんに、「今日はありがとう。楽しかった!」と握手をしたり、ハグをしたりしてお別れです。
帰りのバスでは、買ってきたお土産を見せてくれたり、園内の「隠れミッキー」を見つけたエピソードを話したり、興奮が全く冷めない中、鎌倉に到着しました。
子どもたちは何度もこちらに顔を向けては何度も手を振って、「今度はディズニーシー連れて行ってね!」「また、招待してね!」と大きな声で別れを惜しんでいました。
花咲けピクチャーズの皆様には、この度はご寄付だけでなく子ども達の引率もして下さいましてありがとうございました。
とっても明るく元気に、そして優しく、子ども達を楽しませて頂いて、本当に感謝しています。
また、今回のイベントに関しましては
7月7日にチャリティーコンサート
『花咲けドリームコンサート2009 〜七夕の夜★あなたの心に花を!』
出演 小田全宏(特別講演フルート)
平野浩由(ピアノ)
ハセガワミヤコ(ヴォーカル&キーボード)
入倉リョウ(パーカッション)
を開催し、収益金を全てご寄付頂きました。
小田全宏先生 平野浩由様 ハセガワミヤコ様 入倉リョウ様
素晴らしいご講演、音楽。どうもありがとうございました。
関係者の皆様、ご寄付をして頂きました皆様。
どうもありがとうございました。
たくさんの皆様にご協力頂いて今回も子供達に素晴らしい機会を与えて頂きましてどうもありがとうございました。
心から感謝申し上げます。